アフィリエイト広告を利用しています

『龍と苺』が「ひどい」と言われる理由は?将棋描写のリアリティやなんJでの評価を考察

ヒューマンドラマ
漫画全巻ドットコム

将棋という静謐かつ過酷な盤上の格闘技を題材にしながら、既存の将棋漫画の枠組みを根底から破壊し続けている作品が、柳本光晴による『龍と苺』である。週刊少年サンデーで連載されている本作は、連載開始当初からその過激な描写と予測不能な展開によって、読者の間に大きな衝撃と、それに伴う激しい議論を巻き起こしてきた。一部の読者やネットコミュニティ、特に「なんJ」などの掲示板において「ひどい」「ありえない」といった批判が噴出する一方で、圧倒的な熱量に魅了されるファンも後を絶たない。本報告書では、本作がなぜこれほどまでに極端な評価を受けるのか、主人公・藍田苺のキャラクター性、将棋描写におけるリアリティの欠如、そして物語をSFの領域へと押し上げた「100年後の展開」といった多角的な視点から、その本質を徹底的に考察する。

にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村
  1. 主人公・藍田苺の性格がヤバい?暴言や常識外れの行動を解説
    1. 暴力と暴言の背景:14歳の少女が抱える「生命の渇き」
    2. 既存の秩序への反逆:権威を否定するプレイスタイル
    3. 社会不適合者としての天才:苺の孤独と執着
  2. 『龍と苺』が「ひどい」と言われる5つの理由と実際の評判
    1. 理由①:将棋のリアリティを完全に無視した成長スピード
    2. 理由②:主人公の性格が悪すぎて感情移入できない
    3. 理由③:盤面描写の希薄さと「雰囲気」重視の演出
    4. 理由④:物語後半、あまりにも唐突な「100年後」へのジャンプ
    5. 理由⑤:既存の将棋ファンへの配慮の欠如
    6. なんJでの評価:ネタ漫画としての消費と熱量の肯定
  3. 【ネタバレ注意】藍田苺は竜王戦で勝って竜王になるのか?
    1. 予選からの快進撃:6組優勝から本戦トーナメントへ
    2. 絶望からの逆転:山野辺竜王との七番勝負
    3. 運命の最終局:AIを超えた「神の一手」による戴冠
  4. 物語の最大の謎「100年後の描写」とは?伏線回収を考察
    1. 未来の世界に現れた「変わらぬ姿」の苺
    2. 苺の正体を巡る諸説:サイボーグか、クローンか、あるいは……
    3. 100年かけて彼女が追い求めたもの
  5. 作中の将棋AI描写とリアルな棋界との違い
    1. 現実の将棋AI:研究ツールとしての「dlshogi」と「水匠」
    2. 作中におけるAI:超克すべき壁としての存在
    3. 100年後の「AIレギュレーション」というSF的考察
  6. 『龍と苺』は打ち切りになった?連載状況とアニメ化の可能性
    1. 連載の現在地:週刊少年サンデーでの立ち位置
    2. アニメ化への期待とハードル:この熱量をどう映像化するか
  7. 最新刊は?『龍と苺』16巻〜23巻の発売日と既刊情報まとめ
    1. 既刊巻数の詳細と主要エピソード
  8. 『龍と苺』をお得に読むには?無料配信やKindle情報
    1. サンデーうぇぶりでの無料キャンペーン
    2. Kindle・電子書籍ストアのセール情報
  9. まとめ:『龍と苺』はリアリティよりも「熱量」を楽しむ作品
    1. 30代以上の大人にこそ刺さる「理不尽なまでの強さ」
    2. 結論:批判を恐れぬ表現がもたらす唯一無二のエンターテインメント
      1. 引用文献

『龍と苺』を象徴し、かつ最も多くの反発を招いている要素が、主人公である藍田苺のキャラクター造形である。彼女は従来の「切磋琢磨する天才」という枠組みには一切収まらず、ある種の原始的な暴力性と、社会性を完全に欠いた純粋な闘争本能の塊として描かれている。

暴力と暴言の背景:14歳の少女が抱える「生命の渇き」

物語の冒頭において、藍田苺は「命懸けでやれることが見つからず、満足いかない日々」を送る中学2年生として登場する 1。彼女にとっての世界はあまりにも「生ぬるく」、その鬱屈したエネルギーは、クラス内での椅子を投げつけるといった暴行事件という形で爆発する 1。この暴力性は、単なる非行ではなく、自らの存在を賭けられる対象が見つからないことへの悲鳴に近い。

スクールカウンセラーの宮村との出会いによって将棋の世界へ足を踏み入れた後も、彼女の態度は軟化することはない。対局相手がプロ棋士であっても、自分より年長者であっても、彼女は「下手くそ」「弱い」といった暴言を平然と吐き捨てる。これは彼女が相手を侮蔑しているというよりも、純粋に「強さ」のみを価値基準としているため、それ以外の社会的礼節が彼女の視界に入っていないことを示している。

既存の秩序への反逆:権威を否定するプレイスタイル

将棋界は伝統と礼節を重んじる世界であり、段位や実績による厳格な序列が存在する。しかし、苺はこの「大人の秩序」を徹底的に無視する。彼女にとって将棋盤は神聖な場所ではなく、殺し合いの場であり、そこでの勝敗だけが全ての価値を決定する。プロ棋士に対しても「あんた、本当にプロ?」と問いかけるその姿勢は、読者にとって不快感を与える一方で、既存の権威を打ち破る「無双系主人公」としてのカタルシスも提供している。

例えば、アマチュア大会での傍若無人な振る舞いや、プロの公式戦である竜王戦への乱入に近い参加姿勢は、読者の倫理観を試すような描写となっている。しかし、彼女の行動原理は常に「自分より強い奴と命懸けで戦いたい」という一点に集約されており、その純粋さが物語を強力に推進するエンジンとなっているのである 1

社会不適合者としての天才:苺の孤独と執着

藍田苺というキャラクターが「ヤバい」と言われる所以は、彼女が自らの非社会性を一切恥じていない点にある。彼女にとって宮村は数少ない「認めた大人」であるが、その宮村に対しても、高地修斗四段から「師に恵まれなかったな」と言われた際には、猛烈な反発を見せ「師匠が良いモンですから!」と言い返している 3。彼女の愛着や敬意は、一般的な道徳観ではなく、個人的な信頼と、相手が自分に真剣に向き合っているかどうかという基準によってのみ形成される。

以下の表は、藍田苺の性格的特徴と、それが周囲(および読者)に与える心理的影響を分析したものである。

特徴

具体的な行動内容

読者の反応と心理的影響

圧倒的な暴力性

学校での椅子投げ、対局中の威圧 1

恐怖、嫌悪感、あるいは常識の打破

社会的礼節の欠如

年長者へのタメ口、プロへの暴言 2

傲慢さへの反感、スカッとする無双感

勝利への異常な執着

「命懸け」の対局の渇望 1

狂気的な魅力、異質感

感情の爆発

侮辱に対する即座の物理的・言語的反撃 3

感情移入の困難さ、純粋さの肯定

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画考察・研究へ
にほんブログ村

ネット上、特に批判的な意見が集まりやすいコミュニティでは、『龍と苺』はしばしば「ひどい」というレッテルを貼られる。その批判の根拠は多岐にわたるが、大きく分けると以下の5つのポイントに集約される。

理由①:将棋のリアリティを完全に無視した成長スピード

最も頻繁に挙げられる批判が、技術習得のプロセスがあまりにも現実離れしている点である。将棋を教わってわずか2日目で大会に優勝し、その後数ヶ月でプロのトップ棋士と互角に渡り合うという展開は、現実の将棋界の厳しさを知るファンからすれば「将棋を舐めている」と映る (私もそう思います)2。プロ棋士になるために10代の全てを捧げても四段(プロ)になれない者が大勢いる現実に対し、苺の快進撃はあまりにも都合の良い「なろう系」的な展開に見えてしまうのである。(「聖の青春」などを読めばいかに奨励会が厳しいか理解できます。)

理由②:主人公の性格が悪すぎて感情移入できない

前述の通り、苺の態度は常に攻撃的である。対局相手の努力や人格を否定するような言動は、多くの読者にとってストレスとなる。少年漫画の主人公に求められる「誠実さ」や「謙虚さ」といった美徳が皆無であるため、彼女が勝つことにカタルシスを感じられず、むしろ負けて鼻をへし折られてほしいと願う読者が現れるのも無理はない。

理由③:盤面描写の希薄さと「雰囲気」重視の演出

本作は将棋漫画でありながら、具体的な指し手の解説や戦術の緻密な描写は最小限に抑えられている。代わりに多用されるのは、対局者の表情、オーラ、物理的な「圧」といった抽象的な演出である 3。これは将棋を「知的なゲーム」として楽しみたい層にとっては物足りず、内容が薄いと感じさせる要因となっている。将棋の盤面自体が一種のファンタジー的なバトルシーンとして扱われていることが、専門的なファンからの「ひどい」という評価に繋がっている。

理由④:物語後半、あまりにも唐突な「100年後」へのジャンプ

竜王戦編が完結した直後、物語が突如として100年後の未来へ飛ぶという展開は、多くの読者を困惑させた 4。それまでの現代劇としての将棋漫画という前提を根底から覆すこの手法は、「物語の放棄」あるいは「打ち切り回避のための苦肉の策」と受け取られた側面がある。このあまりに大胆すぎるジャンルの転換が、作品の整合性を重視する読者からの激しい批判を浴びた。

理由⑤:既存の将棋ファンへの配慮の欠如

現実の将棋界をモチーフにしながら、既存のプロ棋士を苺という異分子の「引き立て役」としてのみ消費するような描写は、将棋界全体への敬意が足りないと感じさせる。特に、伝統あるタイトル戦の威厳を苺が踏みにじるような描写は、保守的なファンにとっては受け入れがたい「ひどい」表現と映るのである。

なんJでの評価:ネタ漫画としての消費と熱量の肯定

「なんJ」などの掲示板では、本作はしばしば「ネタ漫画」として扱われる。苺の極端な言動が書き込まれるたびに「また苺が暴れている」「将棋のルールを知らない作者」といったスレッドが立ち、ツッコミを入れることが一つの楽しみ方となっている。しかし、その一方で「勢いだけは認める」「最近のぬるい漫画よりは面白い」といった、その特異なエネルギーを肯定する声も根強く、単なるクソゲーならぬ「クソ漫画」としてではなく、一種の「怪物的な作品」として注視されている。

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村

本作の物語の大きな区切りとなるのが、中学3年生の苺が挑んだ竜王戦七番勝負である。アマチュア枠から参戦し、プロの最高峰に挑む彼女の軌跡は、まさに前代未聞の物語であった。

予選からの快進撃:6組優勝から本戦トーナメントへ

苺の挑戦は、竜王戦の最も下のクラスである6組から始まった。1回戦からプロ棋士を次々と撃破し、周囲を驚愕させる 3。準決勝では若手ホープの神崎明日人四段、決勝では実力派の高地修斗四段を破り、アマチュアとして史上初めて6組優勝を果たし、本戦への切符を手にした 3

本戦トーナメントにおいてもその勢いは衰えず、伊鶴航大八段との死闘を制し、ついにタイトル保持者である山野辺彰人竜王への挑戦権を獲得した 1。この過程で彼女は、プロの高度な戦術や「入玉宣言法」といったルール上の駆け引きにも適応し、勝負師としての格の違いを見せつけていく 3

絶望からの逆転:山野辺竜王との七番勝負

山野辺竜王との七番勝負は、苺にとって最大の試練となった。現役最強の一角である山野辺に対し、苺は当初3連敗を喫し、一気に角番に追い込まれる 6。さらに、彼女の唯一の理解者であった宮村が癌で余命半年であるという衝撃的な事実を知る 6

しかし、この極限状態が苺の「本来の棋風」を呼び覚ます。彼女は第4局から別人のような指し回しを見せ、山野辺の動揺を誘い、3連勝を返してフルセットへと持ち込んだ 3。山野辺は苺の底知れぬ才能に「恐怖」を感じ、王者としてのプライドをかなぐり捨てた力戦を展開する。

運命の最終局:AIを超えた「神の一手」による戴冠

第7局、局面は山野辺の勝勢となり、周囲も苺の敗北を確信していた。AIの評価値も山野辺の圧倒的優位を示していたが、そこで苺は、現代のどの定跡にも存在せず、AIの計算すらも及ばない「神の一手」を放つ 3。山野辺はその一手によって自らの敗北を悟り、投了。

結果として、藍田苺は中学3年生にして、アマチュア・女性として史上初めて「竜王」のタイトルを獲得するという、将棋界の歴史を完全に塗り替える偉業を成し遂げたのである 1。この戴冠こそが、物語の第1部における最大の到達点であった。

にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村

竜王獲得という頂点に達した瞬間、物語は突如として「100年後」という未知の領域へと足を踏み入れる。この衝撃的な展開こそが、『龍と苺』を単なる将棋漫画から壮大な叙事詩へと変貌させた。

未来の世界に現れた「変わらぬ姿」の苺

100年後の未来、そこには中学3年生当時の姿のままの藍田苺が存在していた 4。彼女は未来の将棋界でも再びアマチュアとして竜王戦に参加しており、圧倒的な棋力でトーナメントを勝ち進んでいく 4。100年という歳月が流れているにもかかわらず、彼女が老いることなく存在し続けている事実は、本作における最大のミステリーである。

苺の正体を巡る諸説:サイボーグか、クローンか、あるいは……

100年後の苺の正体については、作中の断片的な情報を元にいくつかの仮説が立てられている。

仮説

根拠となる描写・考察

クローン・遺伝子操作説

最強の棋士としての遺伝子を残すために作られた存在。記憶の継承については不明 7

精神移転・義体説

苺の精神を別の肉体(義体)に移し替えて生き続けているという描写。対局のために「精神を運んでいる」との示唆 8

コールドスリープ・不老説

科学的・医学的な処置により、老化を止めた状態で保存されていた可能性。

思念体・ゴースト説

将棋への執念そのものが実体化した、超自然的な存在としての苺。

最新の展開では、対局中に「アクシデント」が発生し、彼女の肉体が通常の人間のそれとは異なることが露呈し始めている 4。特に、物理的な移動手続きを「精神の移し替え」で行っているような描写は、彼女がもはや生物学的な人間という枠を超えた、ある種の「システム」に近い存在であることを予感させる 8

100年かけて彼女が追い求めたもの

苺がなぜ100年後もなお将棋を打ち続けているのか。それは、現代(100年前)で竜王を獲っただけでは満たされなかった、さらなる「強者との出会い」への渇望にあると考えられる。未来の世界では将棋の形は変わっても、人間の(あるいはAIの)知性の極致を求める戦いは続いている。苺はその「最果て」を見届けるために、時を超えて盤上に立ち続けているのではないか。この「執念の永続性」を描くことこそが、作者が用意した最大の伏線回収のテーマであると言える。

にほんブログ村 アニメブログ アニメ考察・研究へ
にほんブログ村

現代将棋においてAIの存在は無視できない。本作でもAIは「最強の物差し」として登場するが、その扱いは現実の棋界とは一線を画している。

現実の将棋AI:研究ツールとしての「dlshogi」と「水匠」

現実の将棋界では、藤井聡太竜王・名人をはじめ、ほぼ全ての棋士がAIを用いて研究を行っている。特に「dlshogi」などの深層学習(ディープラーニング)モデルは、人間には理解しがたい直感的な好手を提示することがあり、棋界のパラダイムを大きく変えた 10。対局中継における評価値の表示は今や当たり前であり、AIの評価値が対局の趨勢を決定づけるメタ情報として機能している。

作中におけるAI:超克すべき壁としての存在

『龍と苺』において、AIはしばしば「人間の限界を示す冷徹な審判」として描かれる。山野辺竜王戦での評価値描写などはその典型である 3。しかし、本作のメッセージは一貫して「人間の熱量がAIの予測を凌駕する」という点に置かれている。苺が放つ逆転の一手は、AIが数億手の計算の末に「0.1%」と切り捨てた可能性を、意志の力で手繰り寄せるものとして表現される。

100年後の「AIレギュレーション」というSF的考察

100年後の未来では、将棋AIとの共生がさらに進んでおり、対局中の不正防止や、AIによる思考の補助に関するルールが厳格化されていることが示唆されている 8。苺はこの新しいルールや環境に対しても、持ち前の適応力と「暴力的なまでに正しい読み」で対抗していく。現実の棋界が直面している「AIとの距離感」という問題を、本作は100年後という舞台装置を使って、極端な形でシミュレートしているのである。

急展開が多いため、常に打ち切りの噂が絶えない本作だが、実際の状況は安定した人気を保っている。

連載の現在地:週刊少年サンデーでの立ち位置

「100年後」へのジャンプが行われた際、SNSでは「いよいよ打ち切りか」という憶測が飛び交った。しかし、その後も連載は力強く継続しており、2026年現在も週刊少年サンデーの看板作品の一つとして君臨している 8。作者の柳本光晴の前作『響』も独自のペースで完結まで描き切ったことから、サンデー編集部は柳本の独創的な構成を全面的にバックアップしていることが伺える 11

アニメ化への期待とハードル:この熱量をどう映像化するか

これほど話題性の高い作品でありながら、現時点でアニメ化の公式発表はなされていない 11。アニメ化にあたっては、以下の点が課題になると推測される。

  1. 主人公の過激な描写: 苺の暴行シーンや暴言が、現代のアニメ放送コードにおいてどう扱われるか。
  2. 静寂の中の迫力: 将棋という動きの少ない競技を、原作のオーラ演出を損なわずにどうアニメーションとして昇華させるか。
  3. 100年後編の扱い: 物語の構造上、現代編と未来編をどう繋げて1クールや2クールの構成に落とし込むか。

しかし、もし実力派のスタジオによってアニメ化されれば、苺のキャラクターが持つ「毒」は、異世界転生モノなどのテンプレに飽きたアニメファンにとって、強烈なスパイスとなることは間違いない。

物語の核心に迫るためには、単行本での一気読みが最も効果的である。特に最新刊付近の展開は、100年後の謎が解け始める重要な局面を迎えている。

既刊巻数の詳細と主要エピソード

巻数

発売日(底本)

主な収録内容

16〜18巻

2024年中盤

竜王戦七番勝負中盤。山野辺の反撃と苺の苦悩、そして覚醒。

19〜21巻

2024年末〜2025年

竜王戦決着。そして伝説の「100年後」突入エピソード。

22巻

2025年後半

未来の将棋界の全貌。新キャラクター「道化師」の登場。

23巻

2025年12月18日

未来の竜王戦トーナメント佳境。苺の「正体」に関するアクシデント 5

24巻

2026年初頭

未来の竜王・道化師との七番勝負開始 1

25巻

2026年3月18日

衝撃の正体判明編(予定)。物語の根幹を揺るがす事実の発覚 9

最新23巻では、100年後の苺が圧倒的な棋力を見せつけつつも、その肉体的な違和感が周囲に気づかれ始めるという、緊迫した展開が描かれている 5。この23巻から25巻にかけての流れは、本作が用意した最大の「仕掛け」が明かされる瞬間となるだろう。

本作の持つ独特の熱量を体感したいのであれば、電子書籍やアプリのキャンペーンを賢く利用するのがおすすめである。

サンデーうぇぶりでの無料キャンペーン

小学館の公式アプリ「サンデーうぇぶり」では、定期的に『龍と苺』の無料開放が行われている。

  • 全話無料キャンペーン: 年末年始やゴールデンウィークなどに、「漫画駅伝」として24時間限定で全話無料(最新話付近を除く)になる企画が実施されることが多い 13
  • 最新刊発売記念: 新刊の発売に合わせて、既刊の3〜4巻分が無料で読めるキャンペーンが随時開催されている 15
  • ポイント活用: ログインボーナスなどで貯めたポイントを使えば、毎日1〜2話ずつ着実に読み進めることが可能である。

Kindle・電子書籍ストアのセール情報

Kindleストアなどの電子書籍プラットフォームでは、小学館のコミックスを対象としたポイント還元キャンペーンが頻繁に行われる。

  • Pontaマンガキャンペーン: 対象マンガが実質最大70%OFFになるキャンペーンなどを利用すれば、まとめ買いも非常に安価に済ませられる 13
  • まとめ買いのメリット: 本作は展開のテンポが非常に速いため、1巻ずつ読むよりも、数巻まとめて読むことで、作者が意図した「勢い」や「リズム」をより深く味わうことができる。

本報告書を通じて考察してきた通り、『龍と苺』は従来の将棋漫画の評価基準である「リアリティ」や「専門性」をあえてかなぐり捨て、その代わりに「個人の意志」と「圧倒的な熱量」を極限まで強調した作品である。主人公・藍田苺の不遜な言動や、100年後というSF的展開は、既存の枠組みに安住する読者への挑戦状とも言える。

30代以上の大人にこそ刺さる「理不尽なまでの強さ」

日々、社会のルールや常識に縛られて生きている30代以上の大人にとって、藍田苺のように全ての権威を否定し、自らの実力のみで世界をねじ伏せていく姿は、強烈な解放感をもたらす。それは一種の「異世界転生モノ」に近いカタルシスでありながら、将棋という実在の勝負事を通じて描かれることで、独特の生々しさを保持している。

結論:批判を恐れぬ表現がもたらす唯一無二のエンターテインメント

「ひどい」という評価は、この作品がそれだけ多くの人の感情を揺さぶり、無視できない存在であることを証明している。将棋描写の正確さよりも、一人の少女が盤上で何を燃やし、何を目指して時を超えて戦い続けるのか。その「魂の軌跡」を追うことこそが、本作を最大限に楽しむ方法である。

最新刊23巻から始まる未来編のクライマックスは、これまで積み上げてきた全ての違和感を回収し、読者をさらなる衝撃へと誘う準備ができている。批判的な声に惑わされることなく、まずは自らの目で、この「怪物的」な物語の正体を確かめてほしい。そこには、整合性やリアリティを超えた、圧倒的な「生の輝き」が盤上に展開されているはずだ。

引用文献

  1. 『龍と苺』 柳本光晴 – 少年サンデー,  https://websunday.net/work/725/
  2. 【ネタバレあり】龍と苺のレビューと感想 | 漫画ならめちゃコミック,  https://mechacomic.jp/books/138915/reviews?secret=1&sort=helpful
  3. 龍と苺 – Wikipedia,  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BE%8D%E3%81%A8%E8%8B%BA
  4. 『龍と苺』22巻。竜王戦を勝ち進む苺。残る相手は塩原九段、寒河江名人、現竜王のみだが、アクシデントで苺の正体が…!? – 電撃オンライン,  https://dengekionline.com/article/202509/52422
  5. 龍と苺 23 | 書籍 | 小学館,  https://www.shogakukan.co.jp/books/09854377
  6. 『龍と苺 17巻』|ネタバレありの感想・レビュー – 読書メーター, https://bookmeter.com/books/22048662?review_filter=netabare
  7. 驚愕の新展開『龍と苺』に登場したなぞの少女・藍田苺(仮)の正体を考察する。 – note,  https://note.com/kaien/n/nd762f2b6e811
  8. 269. 第269話 次の世代に / 龍と苺 – 柳本光晴 | サンデーうぇぶり,  https://www.sunday-webry.com/episode/2551460910010520725
  9. 龍と苺 22 | 柳本光晴 | 【試し読みあり】 – 小学館コミック,  https://shogakukan-comic.jp/book?isbn=9784098542383
  10. 最高峰将棋AIによるエキシビジョン公開対局 “AI電竜戦「水匠」vs「dlshogi」”2021年8月15日開催! 解説にプロ将棋棋士2名、ゲストは渡辺名人 – アットプレス,  https://www.atpress.ne.jp/news/270218
  11. 小説家になる方法〜』の柳本光晴最新作 『龍と苺』が「週刊少年サンデー」25 号より 連載開始!, https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000670.000013640.html
  12. 龍と苺 23 少年サンデーコミックス : 柳本光晴 | HMV&BOOKS online – 9784098543779, https://www.hmv.co.jp/artist_%E6%9F%B3%E6%9C%AC%E5%85%89%E6%99%B4_000000000553685/item_%E9%BE%8D%E3%81%A8%E8%8B%BA-23-%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9_16388164
  13. 闘う将棋マンガ『龍と苺』が5月15日より全話無料開放!,  https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000318.000014185.html
  14. 「サンデーうぇぶり」毎日1作品が1日(24時間)限定で全話無料!『マギ』『結界師』など名作がラインナップ – エキサイト,  https://www.excite.co.jp/news/article/Nijimen_0000000000520565/
  15. アプリ版「サンデーうぇぶり」で『龍と苺』『響』を無料開放中!,  https://blog.www.sunday-webry.com/entry/20231208

コメント

タイトルとURLをコピーしました